⑩ 薬.ボトックス.ダーマ系では治らない・汗管腫(かんかんしゅ).エクリン汗嚢腫.稗粒腫
薬、ケミカルピーリングなど
アダパレン(ディフェリン)などニキビ治療薬、トレチノイン(レチノイン酸、レチノール)、ケミカルピーリング(グリコール酸、サリチル酸、乳酸など)などは角質を剥離するだけです。
ヒルドイド軟膏、ステロイド軟膏(キンダベート、プロトピック、ロコイドなど全て)、漢方薬のヨクイニン(薏苡仁)(ハトムギエキスも)、ゴレイサン(五苓散)なども当院では使用していません。
医療機関で処方される塗り薬でも改善しないのですから、市販されているサプリメント、マテルコンプレックスやティーマインアイコンプレックス、クリアポロン、つぶぽろん、艶つや習慣、フィットラインなどのアイクリームや美容液、オロナイン軟膏、イボコロリ、オリーブオイル、馬油、アロマ、木酢液、エンビロンなどは論外です。
もちろん、エステサロンやマッサージや美顔器も論外です。
もし、これらで治った(消えた)なら(自然と、イボが消えたか、稗粒腫がつぶれたか)、元々『汗管腫ではなかった』ということです。
液体窒素、ボトックス
液体窒素はイボに使用されますが、汗管腫はイボではありません。
ボトックス(マイクロボトックス)は一定期間は汗の分泌を抑えますので、エクリン汗嚢腫は一時的に引くことがあるでしょうが、また戻ってきます。
汗が引いても(涼しくなっても)消えずに小さくなるだけのタイプの場合、ボトックスを打っても消えません。
それでも良いという方は受けてみてください。
手術(切除)
汗管腫がある部分の皮膚を切除するので、除去はできますが、直線的なキズが残ります。
それでも良いという方は受けてみてください。
針もの
稗粒腫なら自分で針を刺して、白い内容物がうまく出れば、一旦平らになります。
(ただし、袋が残っていると角質がたまって何回も再発を繰り返します。)
しかし、汗管腫やエクリン汗嚢腫なら自分で治すのは無理です。
針もの(ダーマローラー、ダーマペン、ダーマスタンプ、マイクロニードル、フラクショナルマイクロニードルRF、POTENZAポテンツァ)や『セサルチム』(韓国の鍼治療)は自分で針を刺すのと大差ありません。
(市販されているくらいですから。)
ご自身が納得したいのなら、針を刺すだけの単純な作業で技術的には大差ない(上手いも下手もない)ですから、料金が一番安いところを探して、1回受けてみたらいかがでしょうか。
◎公式サイト・汗管腫(エクリン汗嚢腫.稗粒腫)ページ
◎汗管腫(エクリン汗嚢腫.稗粒腫)・専門サイト
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